車でGo!鷲羽山ハイランド
その2―雨でもフィーバーDEチュ〜―


元旦以降、8ヶ月も鷲羽山に行く機会がなかった(いや、別に普通なんでしょうけど…
鷲羽山中毒者のわたしとしては長かったんですよ)かと思えば、今度は前回から1ヶ月と
経たずして行くことになりました(笑)
しかし、問題が発生。今回のメンバーはわたしを含めて5人、しかしわたしの車は
4人乗り…。一度車で行くことの楽さを知ってしまうと、電車で行くのは乗り継ぎや
バスの時間を考えなくてはならないし、めんどくさく思えてしまいます。
けれど人数オーバーで何かあったら大変だし、5人詰めていくわけにも行かず…
仕方ないから電車にするかな〜と思っていたところ、一人が車を出してくれるとのこと!!
というわけで、2:3に分かれて車で出発し、途中で合流して鷲羽山へ向かおう、
ということになりました。


車を出してくれるというNさんはわたしとは反対方面から来るので、同じ方面の
Mさんを任せ、わたしはKさんとTさんを乗せて鷲羽山を目指しました。
今回のBGMはアバレンジャーキャラソングやうたっておどろんぱ!の曲などなど…
KさんとTさんはいちいち流れる曲に素敵なツッコミを入れてくれました。
運転中にあまり笑わせないで下さい(危険)

Nさん組と合流する予定の駅の近くにつき、ひとまず車をとめて連絡を取ってみました。
が、彼女たちは「迷っている」とのこと…(汗)
前日、父に貰った地図を使って必死に説明しましたが、わたしもよく分かってないので(おい)
なかなか上手く伝わらず…。結局、分かるところまで行ったらもう一度連絡をしてもらう
事にしました。しばらくして、Mさんから連絡が入りました。すると、鷲羽山方面を示す標識を
見つけたので直に行ってみようかとのこと。なんだか最初からそうすればよかったような
気もしますが(遠い目)とにかくわたしも再び鷲羽山を目指しました。

と、その途中、突然フロントガラスに水の粒が――!

雨ーー!?

それはだんだんと強くなっていきます。ああ、なんということでしょう…
天気予報ではくもりだといっていたから大丈夫だと信じていたのに…っ!!
やはりBGMに「天気予報は外れたけど〜♪」などと甚だ不謹慎な歌が流れていた
天気予報を見たのがいけなかったのでしょうか…!?(泣)
雨女なので、出かける時に雨に遭うのは慣れているのですが…室内スポットならともかく、
遊園地で雨だなんて最悪としか言いようがありません…。しかし、次に皆の都合が合うのは
いつになるかわからないし、今更引き返すことは出来ないのです。

そして到着。既にNさんMさんは着いていました。お互い無事たどり着けたことを喜んで
いると、ぞろぞろと入園していくサンバチーム一行を目撃してしまいました(笑)

雨は、さほどでもないものの降り続いています。が、とにかく入園することにしました。
すると、いつももらえる入園チケット、パンフ、ビンゴカード、チューピーコイン20枚券、
ローラースケート券の他に、付属レストラン「グーニーズ」でのお食事300円割引券、
ダウンタウンゲームコーナー1回無料券が付いていました!
これはもしや…雨の日特別サービス!?
そして更に受付のお姉さんが、
「あちらにカッパを用意していますのでどうぞご利用ください」
見ると入ってすぐのところに2つの大きな箱がありました。そこには大人用と子供用のカッパが
それぞれ入っており、一人一着無料でもらえるようになっていました!
これなら傘をささなくても園内を移動できます♪そのカッパ、簡素な造りなれど、フードはもちろん
胸ポケットまでついています。しかもロゴ入り(笑) バッチリオリジナル商品ですよ!
売店にはないので、雨の日にしか手に入れられないプレミアもの!?
今まで何度となく来てますが、雨の日は初めてだったのでこんなサービスがあったとは
知りませんでした。新たな発見です!

↑カッパを着てポーズをとるアホ(わたし)


入園して間もなく、サンバが始まりました。わたしには見慣れた光景でも、何年も来ていない
他の4人にとっては新鮮なようで、ハイテンションなブラジル人ダンサーたちにあ然としていました。
 と、いつの間にやら女性ダンサーが目の前に――!!
あれよあれよという間にNさんが捕まりました。Nさんは恐るべき力でKさんの手を掴み、
道連れに。わたしも、一度はKさんに捕まり共に連行されそうになりましたが、隙を見て逃げました。
裏切った?いえいえとんでもない、二人を撮影する為ですよ(にっこり)

しばらくすると再びダンサーが近づいてきて、Tさんも捕まってしまいました。
そして連行された客たちはステージへ…。わたしはMさんと共に、ステージ上で踊らされている3人を
生暖かく見守っていました。一応踊ってはいたもののかなりテレが見られる3人と、そのすぐとなりで
ダンサーと同じくらいにノリノリで踊りまくるおばさんとの対比は実に見ものでした。
後で3人に聞いたところ、踊っていないと女性ダンサーにものすごい形相で見つめられるので
形だけでも踊らざるを得なかったそうです。

サンバの後は乗り物です。ひとまず山の上を目指しつつ乗って行くことにしました。
チェーンタワー、ローターウェーブ、そして頂上の大観覧車にたどり着きました。
大観覧車は4人乗りなので、「ウラオモテ」(手の平か甲を出す)で組み分け。
結果、わたしはTさんと二人になりました。わたしには、幼少期から組み分けといえば「ぐっぱ」
(グーかパーを出す)が基本だったのに、みんなにとっては「ウラオモテ」の方がメジャー
なのかしらとどうでもいいことを考えつつ乗り込みました。

観覧車から見える園内のスポットをTさんにあれこれ説明するわたし。
普段がヘタレなだけに、ここに関する知識だけは他のみんなよりも豊富なのだという
滅多に味わえない優越感に浸っていました。(それでいいのか)
そんなわたしにTさんが一言。「さすが20回来てるだけのことはあるね」
20回も来てません。
少なくとも2桁には達してるだろうけど…(爆)

そして観覧車が頂上に達した時、我々二人は下を見下ろしながら
声をそろえて言いました。
「見ろォ!!人がゴミのようだぁ!!」(byム●カ)
高いところにのぼると、この台詞を言わずにはいられないのです(爆)
ちなみに我々の声は、一つ前に乗っていたほかの3人にバッチリ聞こえたらしいです(恥)


あれこれ乗り物を堪能した後、チューピービンゴの時間になりました。
今回、何故かサンバの時にチューピーは出てきてくれなかったので
(雨で毛が濡れたら困るからでしょうか…?)愛しのチューピーのお姿を拝めるのは
このビンゴの時だけなのです。
いつもはバルジア氏が、遠くに座っている客を半強制的にステージ前の客席に呼び寄せてから
始められるこのチューピービンゴですが、今回は雨なのでさすがにそれはありませんでした。
しかし、屋根のある客席とステージとの距離は遠く、チューピーを近くで拝めないのが悔やまれて
なりません。――ですが、さすがお客とのコミュニケーションを重要視するサンバチーム。
ビンゴの合い間に、屋根つき客席の方まで走ってきてパフォーマンスをして行ってくれました!
その際チューピーも来たので、わたしは夢中で撮影してました。でも、そのせいで
最高にオイシイ瞬間を見逃してしまったのです…。
その瞬間を目撃したという他のメンバーの話によると、走って帰っていく際、チューピーと
ダンサーの一人がぶつかってしまったようなのです。その時奴は、自分が悪いにもかかわらず
そのダンサーをどついたというのです!!ああっ、奴が性悪マスコットであることを如実に表す
そんな素晴らしい瞬間を見逃すなんて、わたしはなんておバカなのでしょう…(悔)
でも、友人たちに奴の性悪ぶりを知らしめることが出来たのは嬉しいですね(爆)

ビンゴのほうは、早い段階でリーチになったものの、結局ビンゴにはならず…
他の人もビンゴにはなりませんでした。このビンゴ、バルジア氏がみんなに自分の名前を
呼ばせ、大きな声で答えた人に対しビンゴの景品をどかどかプレゼントしてしまうので
結構早くに景品なくなっちゃうんですよね(笑)
しかし、チューピービンゴはこのようなパフォーマンスがウリなのです。
途中でお客二人を連れ出して、おなじみのトイレットペーパー早巻き競争をさせたり、
男性ダンサーの一人が華麗なバック転を披露したり…。
ちなみにこのバック転を見て、Nさんはその男性ダンサーにときめいてしまったようで、
その後も園内を練り歩くサンバチームを見るたびに「あのバック転のお兄さんどこかな?」
しきりに探していました(笑)


気を取り直してお昼ご飯にすることにし、付属レストラン「グーニーズ」へ。
いつもはお手頃価格のお子様ハンバーグドリアを頼むわたしですが、今日はせっかく300円割引券を
もらったことだし、変わったメニューに挑戦してみようと思い、「コパカバーナ」なる肉料理を
頼んでみました。この舌をかみそうな名前の料理は、以前『鷲羽山ハイランドDEチュ〜』にて
新メニューとして紹介されていたので、機会があったら食してみたいと思っていたのです。
で、食べてみると…確かにおいしかったですが、ボリュームたっぷりの肉がメインだったので
かなり満腹になってしまいました。…このレストランで何度同じ目にあったことだろう…。

NさんTさんMさんが、「恐怖の洞窟大脱出・キャバンクゥェスト」に行ったので、わたしとKさんは
「アマゾン」(ショボゲーセン)へ。キャバンクゥェストとは…まぁ厳密に言えば違うんですが、
お化け屋敷みたいなものです。絶叫マシーンも乗らなければお化け屋敷にも入らないわたし…
はいはい、ヘタレですよヘタレ(開き直る)

「アマゾン」では、Kさんが「ヴァンパイアハンター」なる格ゲーをしました。
わたしは見学していたのですが、Kさんの腕はなかなかのもので、次々敵をなぎ倒してゆきます。
うーむ、格ゲーサッパリのわたしにとっては尊敬ものです。
しかし、途中でついにゲームオーバー…っと、これで終わりかと思いきや、まだ出来るようです。
なるほど、100円で2回出来るタイプなわけだ、と納得したんですが…またゲームオーバーに
なっても、またキャラ選択画面になります。さ、3回も出来るのー!?と、ビックリしたんですが…
結局4回出来ました。凄い…古めのゲームとはいえ、100円で4回出来るなんてなかなか
あるものではありません。今までここをショボゲーセン、ショボゲーセンと散々バカにしたことを
少し反省しました。相変わらず故障してる機械多いですがね(爆)

3人が戻ってきたので、アマゾン内でチューピーコインを使い切って遊び、クレーンゲームなどを
したりしました。Nさんはゲーセン荒らしの異名を取るほどクレーンゲームが上手く、
ぬいぐるみや時計、さらには絶対取れないように思われたカメラ(「明日のナージャ」の(笑))まで
苦労はしたようですが取っていました。ウーン、すごい…。
Kさんもドラゴンボールの時計を見事ゲット!(しかもわたしにくれました!ありがたや〜)
わたしは…小便小僧の小さな像が欲しくて(おい)挑戦したら、ヘンなヒヨコのようでそうでないような
微妙な生き物のちゃちくさいキーホルダーとが取れました。取れたのは嬉しいけど……要らない…

時刻は5時。夕方の部のチューピービンゴが始まるようでした。しかし、雨は強くなってきており、
人は殆どいません。我々もダウンタウンゲームコーナーに行こうと思ったのですが、スタッフの人に
チューピービンゴをすすめられました。我々は既に昼ビンゴをしたので、ビンゴカードはもうないのですが…
なんと、入り口のところで新たにビンゴカードがもらえるというのです!!ダンサーもやってきて
カードを配ってくれました。今まで1日に2回ビンゴをしたことはないので、出来るとは知りませんでした。
また新たな発見です♪
人が少ないので今度こそビンゴできるかも…と、期待に胸躍らせながらスタート。
…でもやっぱりわたしはビンゴしませんでした。今度は我々の中から3人ビンゴが出たというのに…。
ここまでくるともうネタとしかいいようがないかもしれません。

ビンゴの途中、女性ダンサーが我々に近づいてきて、Mさんが先ほどNさんにクレーンゲームで
取ってもらった愛らしい犬のぬいぐるみを手にとり、キス!ぬいぐるみにはしっかりと口紅が付きました。
するとなんと、女性ダンサーはそれを詫びるべく、我々全員に景品をくれたのです!
いやはや、ビンゴはしなくともラッキーですな☆(その後、口紅は無事落ちました。一安心)

更にネタにしてくれといわんばかりの出来事は続きます。突然Tさんがダンサーに捕まり、台の上へと
導かれてしまいました。で、もう一人女性が同じように台に乗せられ…何をするのかと思えば
トイレットペーパー早巻き競争でした。Tさんは半笑いで(そりゃ笑うしかないわな…)、
本気のようで本気でないような微妙な頑張りを見せてくれましたが、惜しくも破れてしまいました。
うーむ、残念…。でも彼女の勇姿はバッチリ撮影させていただきました(微笑)

↑どちらかがTさんです(笑)

ビンゴの後、ダンサーがブラジルのコーヒーを押し売りしようとしてきましたがやんわり断り、
今度こそゲームコーナーへ。押し売りしてきたのは女性ダンサーでしたが、後でNさんが一言。
「あのバック転のお兄さんが勧めてきたら買う」
まだ言ってますよ、この子は。

前回挑戦したものの結局取れなかった巨大なチューピー君だっこちゃんをゲットするべく、射的に挑戦。
3つの缶を全部倒せば商品がもらえるのです。1回無料券と、自分のとみんなからもらったハズレビンゴカード
(ハズレたビンゴカードはこのゲームコーナーで100円割引券として使えるのです)を使って何度かチャレンジ
したのですが…惜しいところでやはりダメでした。というわけで、ゲーセン荒らしのNさんに頼んでみました。
すると何度かの挑戦の後…ついに全ての缶を倒し、チューピー君だっこちゃんを見事獲得したのです!!
クレーンゲームの達人は射的も上手かったのです!そしてわたしにくれました…(感涙)
ああ…持つべきものはゲーセン荒らしの友人ですね(何)

感激のあまり、チューピーだっこちゃんを首に巻きつけて(アホ)ホクホク気分でハイランドを後にしようと
したところ、出口にてまたしてもお姉さんが「今日は雨の中来てくださりありがとうございました」と、
何かを渡してくれました。見るとそれは、入園チケット!しかも人数分!!これで今度は晴れの日に
来てくださいとのことなのでしょう。ああ、なんという心遣い…純粋に感激しました。
雨の日の遊園地など最悪だと最初は思いましたが、色々な発見も出来たし、サービスも満点で
最後には雨でよかったとさえ思えました。でも、やっぱり次回は晴れの日に来たいですね。
そして乗り物全制覇してもらわなきゃ♪(「してもらう」というのはもちろん、自分は絶叫系には乗らないわけで(爆))

最後に、お土産屋で買い物。チューピーだっこちゃんはやはり首に巻きつけたままです(恥知らず)
だって手に持つとかさばるし…首に巻くのが持ち歩くのに一番楽だったんですよぅ…。
皆チューピーグッズ他、謎のグッズに心ときめかせ盛り上がっていました。特にTさんは、チューピーグッズの
アヤシステキさに見事ハマった模様です(笑) 思えば、鷲羽山ハイランドは本当にオリジナルグッズが充実
してるなぁ〜と思います。以前、ある遊園地に行ったのですが、そこには一応マスコットキャラがいるにも
かかわらず、土産物コーナーにそのキャラのグッズは1,2種類しかありませんでした。しかも何かパッとしなくて…。
そこへ行くと鷲羽山ハイランドは、ただでさえツボなチューピーの、ツボなグッズが満載!(ひいき目でしょうが)
お値段も、某黒ネズミランドのキャラグッズ等と比べるとずいぶん良心的ですしね〜♪(←世界の黒ネズミと
ローカル白ネズミの値段を比べる方が間違ってます)

で、みんな色々買っていましたが、結局全員がネズ耳(チューピー耳カチューシャ)をゲット
あとわたしは、前まで100円だったのに50円で叩き売りされていたダンディーハエタタキも思わず
一本買ってしまいました。(一体何本目だ)チューピー君だっこちゃんを首に巻き、ダンディーハエタタキを
手にしたわたしの姿はさぞ異常だったでしょう……。

↑その異常な姿をさらしてみる(爆)


こうして、鷲羽山での充実した一日は終わりを告げました。
けれど楽しかった分、帰り道は寂しいものです。車の中でネズ耳をつけていたKさんとTさんを
家まで送り届けたあと、家まで約1時間夜道を一人で運転して帰るのはなんとも切ないものが……と、
思っていました。が、チューピー君だっこちゃんの存在感がありすぎて、まるで同乗者がいるような
気分でした(笑)最後までありがとう、チューピー君…。

一方、NさんとMさんは帰り道でまた迷ったそうです。なんとか無事に帰りついたそうですが…
最後の最後までネタだらけの一日でしたとさ(笑)



おまけ。チューピー君だっこちゃんとわたしの携帯電話の比較図(笑)
いかに存在感があるかがお分かりいただけるでしょうか?


(03/10/7)

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