恐怖!アフロゲー!!

 

「ドナルドランド」というファミコンソフトをご存知ですか?
そう、あの最凶赤アフロ・ドナルドが主人公のアクションゲームなのです。
わたしは、小学生のころ弟が友人から借りて来たので少しプレイした経験がありますが、
もちろんその当事はまだドナ様に洗脳魅了されていなかったので、ただのアクションゲームとしか
見ておらず、ボーナスゲームのカードに描かれたドナとハンバーグラーが怖かったと言うことぐらいしか
記憶に残っていませんでした。しかし!!すっかりドナマニアになったここ最近、再びドナルドランドが
やりたくて仕方なくなりました。そんな時、まさに21世紀が幕をあけた1月1日、大晦日から泊りがけで
友人の家に遊びに行っていて、帰ってきた弟がそれを手にしていたのです。なんでも、出かけた先の
中古ゲームショップで発見したとか…。それから、嬉々としてプレイ開始。2年前に買ったニューファミコン使用で、
綺麗な画面で不気味なアフロを動かして悦に入っていました(やばい)

ところが!!幼いころは苦戦して3面の途中でリタイアしたけど今やれば楽々出来るだろう、という考えは大きな間違いで、
やっぱり出来ないものは年取っても出来ないんです(泣)MAX-MIOさんのページの「ドナルドランド」の攻略を
参考にしつつ頑張ったのですが…結局、3面のボスが倒せなくて挫折しました(爆)どんなにライフが残ってても、
そのボスの攻撃を喰らったら一発即死なのですから、やる気もそがれると言うものですよ(涙)
ちなみにこのドナルドランド…12面まであるんだとか。き、気が遠くなる……

さて、そのドナルドランドを全クリし、かつHP上に攻略記事まで載せておられる偉大なお方(笑)、MAX-MIOさんが、
先日わたしが参加した地元のイベントに遊びに来てくださったんです。そしてその際、素敵なプレゼントを下さいました。
それは、ドナルドランドの箱&取扱説明書+α!!
そう、弟がゲットしてきたのは本体のみで、箱だの説明書だのはついていなかったんです。
そしてMAX−MIOさんは、我々のドナマニアぶりを熟知しており(笑)、それらを寄贈してくださったと言うわけです。
ああ、MAX−MIOさん、本当にありがとうございますっ!!

…というわけで、ゲーム攻略法などはMAX−MIOさんに任せるとして、わたしはそれらの方の特集を組みましょう。

 


↑パッケージイラスト
背後の皆様は敵キャラ。が、ドナのほうがよほど悪そうです。

 

ゲームのストーリーは、説明書の「ものがたり」によりますと…

たいへんだ〜!?
平和な国・ドナルドランドが、恐ろしい悪魔軍・グモン一族におそわれた!
凶悪なグモン一族は、ドナルドランドに魔法をかけて、楽しく暮らしていた人々を
閉じ込めてしまったのです。そればかりか、動物たちも乱暴ものに姿を変えられてしまい、
美しい自然に囲まれた平和の国・ドナルドランドは、たちまち暗黒の国になってしまったのです。
急げ!ドナルド!森の奥に、街に、海の中に、かくれひそんでいる魔物たちを退治し、
ドナルドランドに美しい自然をとりかえすのだ!
得意のリンゴ爆弾を武器に、悪魔軍団を追い払い、人々に笑顔を取りもどすのだ!
負けるな、ドナルド! ガンバレ、ドナルド!

なんともありがちなストーリーですが、それはどうでもいいのです。
やたら「平和な国」を主張していますが、ドナ様がいる限り平和じゃないだろう、ということも
この際置いておきます。問題は…いつリンゴ爆弾が特技になったんだ。
ドナルドマジックじゃないのか!?
わたしは今までドナ様がリンゴ爆弾で事件解決している お姿を拝見した覚えはありません。
やはり、原作のあるものがゲーム化されると、さりげなく勝手な設定が加えられるの法則
のっとっているのでしょうか。

 


説明書に描かれた ドナのイラスト。負けてしまえ、がんばらんでいい。
どれもこれもポーズがやばすぎますが、特に


これ。この尻のラインが最悪です。 しかもカメラ目線を忘れていないあたりが
さすがドナ様です。
しかし、やはりこのゲームでは「ドナルドマジック」はご法度のようですね。
天下のドナ様が、風船で空を飛ぶなどというていたらくなんですから。

 

さて、ドナ様にばかり目を奪われがちですが、ドナ様とタメをはるほど、いやひょっとすると
ドナ様以上に強烈なのが、敵キャラです。何も知らずにゲームをやっていただけの時は
「変な奴ら」としか思えませんでしたが、説明書を見て驚愕しました。何が凄いって
名前と紹介文。とにかく以下にご紹介しますので見てください。ええ。


敵キャラ紹介ページの冒頭部分の説明書き。
「その数およそ…??とにかくドンドン出て来ます」 ナメてますね。
およそ…とか言いかけて止めるな。


さりげなくかなり危険なことが書かれている気がしますが、
こいつはまだマシなほうです。


すまん、その名前じゃ「凶暴」とか言われても説得力ない。
…せめて歯が鋭かったら救いようもあるんですが、なんか丸いし。


「ドナルドを吸い込もうとする」ってあーた…悪いことは言わないから
止めときなさい。 腹壊すから。


やらしい顔とたくましい肉体。
昔DQ4コマで衛藤ヒロユキさんが描いていた「くどい顔のネコ」を
思い出します(また分かりにくい例えを…)


タツノオトシゴだからタツコ、といいたいんだろうけど…
全国の「たつこさん」が哀れです。でも、少しでもひねりがあるから
マシです。だって……


これなんか、名前そのまんま。しかも手強く見えない。
そりゃ、人は見かけによらないと言いますけど…(人じゃない)
しかし、ユーレイのくせに爆弾使用とは、なんかセコイです。


壊滅的です。名前がまんまな上に、 風船にすら見えない。
わたしには、上の奴よりむしろこっちの方がユーレイに見えます。

いや、さすがドナルドランド。あのドナ様と敵対するぐらいだから、このぐらいスゴい
敵さん達じゃないと やっていけないんでしょう。


最後に…箱の中に、取説と共に入っていたアヤシイ物をご紹介。

ゲームオーバー時の画面を得点が読めるように写真に撮り、 応募券をその写真に張って
データイースト(株) ドナルド係 宛に送る。上位の人には賞品が!!2週間ごとに締め切り、4回に渡って
行われたようです。(ちなみに第一回は「1988年2月1日〜2月15日」だった様。う〜ん、時代を感じる)


↑アップ(イヤ過ぎ)

ちなみに、この券の下の方には、「マックフライポテトS」引換券なるものがついていました。
「S」とはケチ臭い。素晴らしいサービス精神ですね!

 

いやもう、これらだけでプレイする気力激減倍増間違いなし!!
現在は箱&取説付きどころか、ソフト自体入手困難ですが、もし見つけたら、迷わず買いですよ〜!!(説得力ゼロ)

 

 

※この「ドナルドランド」、もしプレイすることがありましたら、 MAX-MIOさんのページの
攻略法を参考にすることをお勧めします♪改めまして彼のページへは、こちら→
訳のわからないこのゲームを、分かりやすく解説してくださっています(笑)

(01/6/24)

 

戻る