まったりまったりまったりな〜山口・広島の旅〜
2月4〜5日、友人A田さんと共に1泊二日の旅行に行ってきました!
新幹線が岡山を出たときは晴れていたというのに、目的地に近づくにつれて空は曇り始め…
やがて白いものが窓の外で舞うようになりました。そう、雪です!(汗)
そのせいで新幹線が遅れるなどというハプニングもありましたが、目的地へ向かうための電車&バスには
なんとか大して待つことも無く乗ることができました!ただ…わずかな待ち時間が何倍にも感じられるほど
ものすごい寒さであったことを付け加えておきます(遠い目)暦上、4日は立春だったのになぁ…。
最初の目的地は山口にある『地底王国・美川ムーバレー』。
鉱山の発掘中に偶然発見された、かつては高度な文明を誇った王国であったと思われる古代遺跡の謎を、
一枚の金属片を頼りに解き明かせ!という設定らしいです(笑)
謎…
もちろんフィクションではありますが、かなり本格的に「王国作り」をしていて、ムードを出してくれています。
こんな張り紙にもその気合いを垣間見ることが出来ます。
トイレは発見されてないそうです(笑)
迷路のような地底王国の中を進み、古代の叡智『オーパーツ』を探しつつ、入り口で渡される
謎解きのカギとなる金属片がピッタリと当てはまったくぼみに書かれた暗号を、カード型の
チェック表にビンゴの要領でチェックしてゆきます。
自分の金属片がハマるくぼみは計7つ。(金属片の形は様々なのでパターンは何種類もあります)
そこから導き出された最終問題の回答を記して専用ポストへ…という流れになっており、
まるでRPGのような体験ができるのです!洞窟は本格的なダンジョンのようになってますしね。
あやしげなモアイっぽい像がこんにちは。
なんだか可愛い(?)ゲート。
かといってお化け屋敷のように突然驚かされたりするようなことはないので、臆病なわたしのような奴でも
安心して探検できます(笑)変なものもたくさんあって(←ここポイント)、楽しめました!
最終問題が記された『賢者の石』
ドラクエファンは体力を回復させるアイテムを想像してしまうでしょうが、関係ありません(笑)
ちなみに金属片は記念品としてお持ち帰りできます♪
しかしここ、車でくるならともかく、公共交通機関を乗り継いで来る場合は時間に注意しないと、
最寄の駅までのバスの本数がかなり少ないので、ヘタすると2時間待ちなんて恐ろしいことに
なりかねません(汗)その最寄駅(根笠)からの電車も、1時間に1本ぐらいしか出てませんしね…。
でも最近車の旅が多かったので、窓からのどかな田舎の景色をながめながらゆったり電車やバスに
揺られるというのも、いかにも『旅をしている!』という感じがして良いものでありました♪
次に向かった場所は、岩国にある『白蛇観覧所』
世界でも岩国だけに生息しているという、天然記念物のシロヘビをおがむことができる場所です。
シロヘビは意外にかわいらしかったです。4匹中3匹はじっとしていて動いてくれませんでしたが、
ヘビがまぶたを閉じて寝ているなんていう貴重なショットを拝めたのでよしとしましょう(笑)
1匹だけはサービス精神旺盛で、舌をチロチロさせたり、うねうねと木にのりうつったり、さらには
脱糞(!)まで見せてくれました(滅)…いやぁ、ヘビってあんなところから出すんだ…(謎)ちょっとビックリ。
(↓シロヘビ写真あり。爬虫類苦手な方は急速スクロールをお願いします)
折り重なる白ヘビ。
長くのびて木の枝に乗り移る白ヘビ。
宿は岩国の駅近くにとってました。
シングルが安いところだったため、二人旅でありながら部屋は別々です(笑)
誰かと一緒に旅行に来て一人部屋に泊まるなんてほとんどないのですが、でもこれが意外と快適でして!
全く気を使うこともなく、(まぁ、今回の同行者はもともと気を使うような相手ではないんですがね(爆))
好きなときにお風呂入ったりテレビ見たり、だらしなく自分の荷物を広げたり、あられもない格好で
くつろぐこともできるんですよ!(おい)なので、だらだらテレビを流しながら持ってきたお絵かきセットで
マンガ描いてました(笑) とはいえさすがにずっと一人は切ないものがあるので、
一緒にお菓子食べながら某お笑い番組を見たりもしました。
翌朝も9時に朝食を食べ、10時に出発という超まったりスケジュール。
のーんびり身支度した後、新しく始まったプリキュアを見ながらまたマンガ描き(笑)
いやはや、こんなにのんびりとした時を過ごしたのは本当に久々です!
今回の旅は、観光地と同じぐらい、宿で過ごした時に魅力を感じました♪
東京の旅だといつも慌しく、こうはいきませんからね(←そりゃ目的がコミケだからだ)
5日の目的地は広島の宮島。あの日本三景のひとつとして有名な場所です!
わたしが行くにしてはものすごくまともな観光地です!!(笑)
宮島は島なので、渡るのに船を利用。船なんて久々だったのでこれも楽しさをかきたててくれましたねv
宮島に着いて迎えてくれたのは…
鹿!
大量の鹿!!
とにかく鹿!!!
鹿の大群なんて小学生のとき奈良公園で見た以来です。
いや鹿し、…もといしかし、駅前に限らず本当に至る所に鹿がいるんで驚きました。
宮島にいた間かなりの距離を歩いたと思うんですが、どこに行っても
多かれ少なかれ鹿がいました。しまいには見慣れて、鹿が風景の一部になったぐらいです(笑)
浜辺と鹿。
A田さんのカバンをむさぼり喰おうとする鹿。
思わず鹿の撮影に夢中になってしまいましたが、ちゃんと有名な大鳥居も撮影してきましたよ!
厳島神社にも参拝し、観光客気分を味わいました(観光客だよ)
↑神社の前にあった馬。
ここに鹿が写りこんでくれていれば『馬鹿』になってオイシかったのになぁ(爆)
神社の後は宮島水族館へ。
「トリビアの泉」でエサを食べる姿が恐ろしいと紹介されたクリオネや、
(残念ながらエサを食べるところは見られませんでしたが(笑))、
丸々としたアザラシなどをおがみ、ペンギンにエサをやったり、
アシカのショーなどのイベントも堪能!
華麗に泳ぐフンボルトペンギン。
アザラシ。泳ぐ時仰向けになっていたのにはちょっとたまげた。
芸達者なアシカたち。
しかし、中でもわたしのハートを捕らえたのは“スナメリ”!(クジラの一種らしいです)
水槽越しにかなり近づいてくれまして、その愛らしいご尊顔に思わず心が和みましたv
スナメリで〜す☆
水族館を後にしてからは、土産物屋や食事どころが建ち並ぶ通りを、
お土産を買ったりご飯を食べたりしつつひたすら散策。
こんなものがありました↓
超巨大なしゃもじ
地蔵キティ
一度食べてみたかった、揚げたもみじ饅頭『あげもみじ』も食べました!
揚げたてで熱かったけど美味しかった♪
しかし、もみじ饅頭ってものすごいバリエーションに富んでるんですねぇ…
レモン、バナナ、アーモンド、餅入り、etc……中には冷やして食べる
レアタイプなんてのまで!!すごすぎます、もみじ饅頭。
さて、もみじ饅頭の話も出たところで、最後にわたしの今回最大の恥を記して
この旅レポートを終えたいと思います。
宮島に向かう船乗り場の近くの店に、「乳もみじ」ってのがね、置いてあったんですよ。
ミルク入りのもみじ饅頭なわけですが、何て読むか分かりますか?
正解は「にゅうもみじ」です。
「乳」と「NEW」をかけた、ナイスネーミング(?)のもみじ饅頭ちゃんです。
だがしかし!わたしはそれを見たとたん、振り仮名に気づかず
口走ってしまったのです!!
「なに、これ。ちちもみじ?」
A田さんに向かって言ったとはいえ、確実に近くにいた何人かには
聞かれてしまっていたことでしょう…
ちちもみじはないだろう、ちちもみじは!!
変なところで区切ったらとてつもなく卑猥な言葉に聞こえてしまいますよ!!(滅)
いや、でもホラ、振り仮名なかったら、間違える人って絶対いますよね…!?(言い逃れ)
とにかく、今回はたった2日の短い旅だったにもかかわらず、非常にゆったりとした
プランだったので、ひたすらその場所その場所を味わうことができ、それでいて何日も
旅をしたような充実感がありました♪いやぁ、楽しかった!
まぁ、旅の計画をほぼA田さん任せにしていたので、ほとんど何も考えずにいられたのも
大きいのでしょうが(爆)A田さん、ありがとでした(笑)また行きましょう〜!
(06/2/6)