2001年夏・鷲羽山ハイランドツアー 後編

 

水着に着替えた我々は、トロピカルプールに飛び込みました。
冷たく気持ちいい水が火照った身体を癒してくれる…
三人とも、そう信じて疑いませんでした。ああ、それなのに……

水が、熱い!!

そう、「ぬるい」通り越して「熱い」のです。まるで温水プールのようです。
いや、温水プールの方がまだマシだったかもしれません…。

もう、鷲羽山ハイランドってば素敵過ぎ。
なにもここまでしてネタ提供してくれなくてもいいのに(涙)

ところどころ冷たく感じる場所もあるんですが、やっぱり熱いです。
特に、一旦外に出て再び入ったときなんか地獄です。
体温が下がるどころか、上昇しそうでした(遠い目)。

それでもすぐに出るのもなんだし、外に出たらもっと熱いのでしばらくバシャバシャ遊んでいると…
ゆきぢるしが怪しいカップルを発見しました。そのカップル、プールの中だというのに密着して、
しかもなんか、体勢がアヤシしかったのです。ヨコシマな我々はイヤンな想像をし、 おもわず遠巻きに
そのカップルを観察していました(爆)しかし彼らは完全に二人の世界に浸っている様子で、なおも
いちゃいちゃベタベタしながらプールの中を歩き回っていました。遠くから見ている変態三人集に
勝手に変なセリフを想像されて、しかも朗読されているとも知らずに……(おい)

 

プールから上がった後は、園を出て、お土産を見ることにしました。
わたしは 恒例のチューピーグッズを買い込みました。
今回は今までチャレンジしようと思っても出来なかったものを買ってみたりして…

例↑ これは長さ約30cm、幅10センチほどの巨大なガムです。これもよく「VIVA!〜」での景品になっていたので
憧れのブツでした。これは友人へのお土産にすることにしました(大迷惑)

わたしがチューピーグッズに目を奪われている間、弟が何か発見したようです。
なにやらただならぬ様子です。何事か、と視線の先を見ると……
そこにはオレンジシフォンケーキが。――納得。それはショタ魂最愛キャラの一人、エタメロのティナの
好きな食べ物なのです。 ドライアイスがないので持ち帰りはちょっと…といわれたものの、次に行くことに
している 「VIVA!ハイランド」(鷲羽山ハイランドの少し下のほうにある、カラオケ、ボーリング等が出来る場所)
にて食すことにしたらしく「かまわんからください」と、購入していました。
しかし、マトモな大きさのケーキなのに、100円は安すぎて何か不安になりました(笑)

 

わたしたちは山を少し降り、「VIVA!ハイランド」に到着し、そしてカラオケをすることにしました。
実は、ここに来るのも今回のビバツアーの大きな目的の一つだったのです。
「VIVA!〜」で、ここのカラオケで頼める珍メニューを、チューピーがお姉さんに強制的に食わせる形で (笑)
紹介していたのですが…その内容がアリゲーター、カンガルー、ザリガニ、カエル……
これは食べてみるしかない、と、ネタのためには多少のダメージは恐れない我々は前々からここに来たら
それらの ゲテモノメニューを注文しようと誓い合っていました。
…ですが、注文してみると軒並み売り切れ。やはり珍しいものだし、挑戦者が多いのでしょう。
結局、唯一注文できたのはカエルでした。さすがにゲテモノすぎるのでしょうかね…。

数分後、注文したドリンク等と共にカエルのフライも運ばれてきました。
しかし、よりにもよってわたしが「電撃戦隊チェンジマン」を歌ってる最中にこなくても…(恥)
カエルは、「VIVA!〜」で見たときは見事にカエルの脚が二本ついた、下半身の姿揚げ
状態だったのですが、実際運ばれてきたのは脚一本でした…簡単なサラダみたいなのが
ついているとはいえ、これで600円は高すぎです。全く、なんて極端なんだ鷲羽山ハイランド。
 三人で少しずつ分け合って食べましたが、味は鶏肉と変わらない感じで、それなりに美味しかったです。
「VIVA!〜」を見たときは「この中でもカエルだけは喰うまい」と思っていたのですが、意外といけます。
はっはっは、食わず嫌いはいけないですね、ええ。(人間としてまた一つ何かを捨てた気がする…)

ところで、ここのカラオケは曲数が豊富な上に、オリジナル映像が流れるものが結構あるのです。
先ほどのチェンジマンもオリジナル映像で、感動のあまり歌の方おろそかにして、画面の写真を
とってしまいました。

わたしはできれば、ザコキャラや変身後の姿より、変身前の姿を写真に収めたかったのです。
とはいえ、変身前の姿は冒頭部分に一瞬しか出てきません。そこで、カラオケのラストの方に
もう一度入れて、歌は弟に任せてわたしは写真をとるためにカメラを構えました。
さぁ、前奏と同時に変身前のメインメンバーの姿が!最初に男性陣、次のカットに女性陣が出てきます。
わたしは女性陣のところでシャッターを切りました(←趣味)。うむ、タイミングはバッチリだ!!

チェンジマンのほかにも、「2100年ガチャピンキッド」(昔ポンキッキで流れていた曲)も
オリジナル映像で、 それも2回入れて選りすぐり映像を撮影しました。

 
2時間の予定だったところを3時間に延長して、我々は歌いまくりました。
ショタ魂なんぞ、「ドナドナ」を2回も歌うし(笑)。
やがて残り時間があと8分ほどになったので、最後に3人でいっしょに歌えるのを歌って
フィニッシュしようということになりました。しかし、それがなかなか決まりません。
やっとのことで決まった時には残り時間後5分との表示。急いで入れよう、と番号を入力…しかし。

「室外からの予約は出来ません」

と表示される。どういうことだ?と、やりなおしてみましたがやはり同じことに。
そしてようやく気付きました、すでに我々は退室したことになっているということ、
つまり、残っていた5分は消されたのだということに!!

ここのカラオケ代は決して安い方ではありません。
割引券を使っても、夜間料金に突入してるので結構な値段になります。
そんな中の5分は大きいのです。5分あれば一曲歌えたのですから……。そういうわけで、
陰険な我々はささやかな復讐を決行しました。
いつもなら退室の際にマイクや本を元に戻し、汚れた テーブルを
軽く拭きなどするところを、それもせず、放置したままで逃げてやりました(ちっちゃい…) 

そんなこんなで鷲羽山での濃厚な一日は終わりを告げました。帰りの電車の中でも熟睡するほどに
疲れましたが、とっても楽しかったです、色んな意味で
いや〜、鷲羽山ハイランドって、ホントに面白いですね。
皆様も機械があったら是非行ってみてください。東京黒ネズミランドなんて目じゃないですよ、
純粋に遊園地としてではなく、突っ込みどころの豊富さを 比べれば(爆)

ああ、また行きたいなぁ〜…(本気で)

(01/8/5)

 

ぼやきトップに戻る