鷲羽山ハイランド(というかチューピー)、その魅力

8月3日。この日、わたしは念願のチューピー狩り…もとい、鷲羽山ハイランドに遊びに行ってきました!
一緒に行った人は学友・T本嬢とI道嬢です。二人ともわたしの洗脳によってしっかり
チューピー研究家にしてあるのでとても心強いメンバーといえるでしょう。

鷲羽山ハイランドに到着し、早速入場門のチューピー看板変な像をカメラに収めてから
入場しました。さて、鷲羽山ハイランドは入場すれば乗り物全てが乗り放題です。
色々乗らなければ損というもの、早速大観覧車(に乗ろうということになりました。しかし、
この大観覧車、
山のてっぺんにあるんです!!そこへ行くためには神社級の長い階段か、
急な坂道を登らなければなりません。階段で途中まで行ったのですが、
そこに看板が立っていて、
「この階段はとても体力を要するでチュー。」
との注意書きが……(汗)。 急遽坂道コースに切り替えて登っていったのですが、この坂道も
かなりきつい
。焼け付くような日差しとセミの声が加わり、早くも意識がモーローとしてきました。
ああ…もう10代じゃないのね…と、体力の衰えを感じながらなんとか登り切り、息を切らしながら
大観覧車に乗り込みました。(ちなみに、夏休みとはいえ平日なので客は少なく、待つことなく乗れました)
眼下に広がる瀬戸内海&瀬戸大橋に歓声を上げるT本嬢とI道嬢、その一方でわたしは
「どっかに
チューピーいないかな〜」
と、園内を目を皿のようにして見回していました。(←チューピー末期症状)
観覧車の中で休憩できたので降りる頃には我々は体力を取り戻し、次なる乗り物に乗ろう、と、今度は
「スカイサイクル」を目指しました。

スカイサイクル…地上16m(4階建てのビルの高さ)の上空で自転車を
こぐ。世界一のスリルと展望が楽しめます。
(パンフの説明より)

世界一
ってのは大袈裟ですけど、なかなかのスリルがあるのは確かです。
しかし、これは二人乗りで、三人では一人余ってしまいます。
というわけでジャンケンをし、一番負けが2回乗ることに。

うめきち:「ぎゃー!死ぬ、落ちる〜!!」
I道嬢:「うるさいよ。あんたもう一回乗るんやろ」

…ええ、しっかり負けました(涙)(ちなみに最初はマジで落ちそうな気がして恐かったのですが、
2回目は慣れたのか、座った位置がよかったのか、楽しく空の旅(笑)が出来ました)

スカイサイクルから降り、次はどこへ行こう…と思ったとき、園内放送が。
「間もなくサンバショーが始まります。陽気なブラジル人たちと、鷲羽山
ハイランドのマスコット、チューピー君も参加……」

うおっしゃ〜!!来た来た来た〜!!
我々は顔を見合わせ頷くと、急いでサンバショーの会場へ向かいました。
そう、ここへ来た最大の目標は生チューピーを見て、カメラに収めることなのですから!!

陽気な音楽がかかり、サンバショーが始まりました。でっかいおっさんの像の中から、チューピーを先頭に、
ブラジル人のはじけたお兄さん目のやり場に困るような格好をしたお姉さんがわらわらとでてきました。
――おおお…チューピーだ!!――
わたしの胸は感動に打ち震えました。しかし、容易に近づくことは出来ません。何故なら、このサンバショー、
観客を巻き込むため、近くによるとチューピーやブラジル人に拉致られる危険性があるのです。
現に少し離れたところから見守っていると、チューピーが小さな子供を
口説きにかかっていました。
(その子は結局連れて行かれました)丁度小腹もすいたことだし、何か食べながらサンバショーを見物しよう
ということになりました。しかし、我々が食券を購入しようとしたとき、なんとすぐ目前に
いや〜んな姿のブラジル人
お姉さんとチューピー
が!!こ、こんな所にまで勧誘しに来たのか!?と戸惑う我々に、ジェスチャーで
「君たちも参加しようよ」
と誘うお姉さん。「絶対イヤだぁ!!」と叫びたい所ですが、まぁやんわりと、
(ジェスチャーで)断りました。しかし、チューピーがこんなに間近に…わたしは高鳴る鼓動を抑えつつ
カメラを構えました。するとチューピーはわたしに向かって
“ピースサイン”をしてくれたのです!!
そしてその後、奴の手がわたしに差し出され…そう、
握手を求めてきたんです!!
奴の微妙にしめった毛深い手をしっかりと握り、感動に身を任せていると、とどめに
投げキッス
してきました。ああチューピー……君にメロメロになりそうだよ(壊)

その後は付属のゲーセンで遊んだり、(コインゲームでポーカをやるといきなりフルハウスがでて
チューピーコイン
大量にでてきました)付属のレストランで食事をしたり(3人ともお子様セットを頼んだという…)土産物コーナーで
チューピーグッズ
を買いあさったりしました。
一段落した後またいくつか乗り物に乗り、(ただし絶叫マシーン系は3人とも苦手で全然乗らず)時間は3時。暑いし疲れたし、
何か冷たい物でも食べようということになり、昼御飯を食べた店に再び行きました。T本嬢はチョコパフェ。そして、I道嬢は
散々悩んだあげく、わたしは迷うことなく、
チューピーパフェを食べることにしました。チューピーパフェといっても、
何もアブないものではなく、クリームたっぷり、ウェハースにポッキー、フルーツ、その上プリンまではいったなかなか
ゴージャスなパフェです。どの辺がチューピーなのかというと、ただお子様ランチのように
チューピーの旗が付いている
だけなのです。そこで、T本嬢が冗談めいた口調でわたしに言いました。
「旗、持って帰れば?」
うめきち:「うん!(力強く)」
その時のT本嬢の目は、まるで変態を見るようでした…
何だよぅ…持って帰ればって言ったくせに…(涙)

↑これがそのハタ。
 
しかし、パフェをおいしく食べていたその時、事件が起きたのです。丁度その時間、またサンバショーを
やっていたのですが、客を巻き込んだその集団が、窓際の席に座っていた我々の横を通ったのです!
我々がパフェを食べているのを見て、窓ガラスに張り付き物欲しそうな顔をしたり、自分の口を指さして
「くれ!」と訴えたり、腰をくねらせ、女相手にやるもんじゃないような踊りを踊ったりしながら通り過ぎて
いくブラジル人。そしてその最後尾にチューピーもいました。するとチューピーは我々に向かって、
踊りながら去っていくブラジル人たちを指さし
“くるくるぱぁ”の動作をしたのです!!
それを二度ほど繰り返し、最後に口元に指を当て“シーッ”をしました。
3人で、店内にいることも忘れて爆笑しました。
おお…チューピーやっぱり君は
性悪マスコットだったんだね…
そう、わたしの目に狂いはなかったのです!!
最後にそれを確かな形で認識できたことが、今日ここへ来て本当によかったと心底感じさせてくれました。


ちなみに、後日、T本嬢とI道嬢からメールが届きました。

「3日の鷲羽山ハイランドはご苦労様でした。
ヤツをまじかに見れて、私もうれしかったよ。

チューピーはやっぱりス・テ・キ。)^o^(
ぜひ、全国にその名を広めてくれたまえ。
私も影ながら応援しているよ。」
 ↑I道嬢より

「あの白ネズミの極悪さを再確認できたので、君の研究はまた一歩
完成へと近付いたと思います。   
それでは、夏休み中に、白ネズミの毒気にあてられて後期に白い耳と
尻尾を生やしてこないように。もし、そうなったら我々は逃げます。」

 ↑T本嬢より


さぁ、みんなもチューピー君のとりこになるでチュー!!……あれ?(汗)



戻る