初主催オフ会IN鷲羽山ハイランド

ネット上で知り合った者同士が実際に顔をあわせて、遊んだり語ったりして交流を深める“オフ会”。
(オフラインで会うからオフ会というらしい)わたしも今まで何度か参加してきましたが、ここ「イッてるビーム!!」
主催のオフ会というのはしたことがありませんでした。わたしも弟のショタ魂も金魚のフンタイプゆえに、
何かを主催したり仕切ったりするのは苦手なのです。さらにわたしは究極のものぐさ太郎。というわけで、
一度やってみたいとは思いつつも面倒くさいという気持ちが勝って実行に移す計画は全くたてていませんでした(爆)
が、Hさん(仮)が「是非鷲羽山ハイランドでオフ会を!」と希望してくださったおかげであれよあれよという間に
計画が進み、この2002年・8月15日についに『イッてるビーム!!』主催・初オフ会が行われることとなったのです。
せいぜい3,4人のこじんまりオフ会になるだろうと踏んでいたのですが、掲示板にて参加者を募ったところ、なんと
最終的にわたしと弟を含め7人もの大所帯(?)となりました。果たしてどうなることやら……
わたしの胸にはドキドキワクワク感とともに不安もよぎったのでした。

そして15日の朝、わたしとショタ魂は余裕を持って集合場所につけるように早めの電車で出発しました。
他の参加者の方々の到着予定時間などを聞くと、どうやら我々が一番早くに着くことになりそうです。
わたしは集合場所で待ちながら少しずつ集まってくる参加者の皆様を迎えるところを想像しました。
ところが。電車の乗り継ぎの時間を読み誤ったため待ちぼうけを食らい、結局我々が到着した時には既に皆様
集合しておられました。主催者が一番最後についてるし。いきなり失敗。いやしかし、このぐらいでめげるわけには
いかないのです。気を取り直して、いよいよ聖地…じゃない、鷲羽山ハイランドへ乗り込みました。天気は曇り。
夏真っ盛りですからかんかん照りよりも都合が良いです。バスを待っている間に少し雨がパラついていて不安に
なりましたが、園に着いた時には止んでいて一安心♪ チューピー君のご加護に違いない(滅)

入場チケット→
これでは完全にブラジリアンが主役です(間違っちゃいませんが…)チューピー君を探せ!(笑)

 

(←正解:右上でバンジー中)マスコットがこんな扱いでいいのか…

 

さて、ここで今回の参加者を軽く紹介しておきしましょう。

Dさん――陰の主催者と言っても過言ではない方(笑)今まで、鷲羽山ハイランドに行ったことはあるが
生チューピーを拝んだことはないとか。だがチューピーへの想いは並々ならぬものがある、
うめきちの同志様(爆)女性。

Aさん――「イッてるビーム!!」のお客様ではないが、Dさんのご友人との事で 共に参加。
鷲羽山ハイランドに行ったこともあるが、鷲羽山ハイランドはただの遊園地、 チューピーは
ただのマスコットと認識していて、特別な感情は抱いておられないご様子。女性。

Sさん――一番遠くから来てくださった方。早起き&Dさんを驚かせるためのネタ仕込み、お疲れ様です(笑)
鷲羽山ハイランドは初めて。でもうめきちを通じてチューピーが イッてるマスコットであることはご存知。
デジカメでネタを撮りまくる気満々。男性。

Nさん――里帰り中にわざわざ参加してくださった。Sさんとは仲がいいようなそうでなようなでも多分仲良し
なんだろうという感じ(なんじゃそりゃ) 鷲羽山ハイランドに行ったことはあるが、生チューピーは初めてだそう。
だが、鷲羽山ハイランドのTV番組を通してチューピーのファンとなったそうでそのファン歴は実はうめきち以上。
男性。

Uさん――うめきち&ショタ魂を除けば唯一の地元民。鷲羽山ハイランドには もちろん行ったことがあり、
生チューピーも経験(?)済み。さらにはブラジル人 ダンサーズの素の姿(食事風景)まで目撃したことが
あるという。ただ一人、マイカーでの参加。男性。

ショタ魂――弟。うめきちほどではないが、鷲羽山ハイランドには何度も 行ったことがあり、生チューピーは
もちろん、しゃべる本物チューピーに 会った経験もある(うめきちも同様)。オス。

うめきち――わたし。鷲羽山ハイランドも生チューピーも一体何回目になるんだろう。 親や友人達に
「また行くんか!?」と呆れられても全く気にしない、チューピー中毒者。メス。

*発案者であるHさんは、残念ながら急に参加できなくなってしまいました。せめてものおみやげにこれ
(いやがらせではなく本人の希望です(笑)を購入し、後日郵送しました。

 

入場して間もなく、一度目のサンバが始まりました。 軽快な音楽とともに踊りながら登場する
ブラジル人ダンサーズ、そして チューピー君!!カメラ持参組はすかさず撮影準備。
しかし、近づいてきたチューピー君に、わたしは白黒反転しそうな衝撃を受けました。

むむむむむむ…胸がある〜〜!?

チューピー君は男の子という設定なのに!!
今まで一度もこんなことなかったのに!!これには他の皆様も驚いたらしく、Dさんは「チューピーを殴りたい」
Sさんは「チューピーにドロップキックをかましたい」Nさんは「チューピー君のホッペにチュウをしたい」と、
それぞれ野望を抱いておられたのですが、皆様実行出来ずじまいでした。

それでもめげずに写真撮影はしていました。チューピー君が出てきただけでバカウケ状態だったのに、
おこちゃまの帽子を奪うなどの性悪行為を早速見せ付けてくれるもんだからツボにハマって笑い転げていると…
いつのまにやらダンサーズがすぐそばまで来ていました。しまった!と思ったときには既に遅し。
そして何故かわたしとDさんだけがサンバの輪に引き込まれてしまいました。
他の皆様は薄情にも楽しげにわたしとDさんを見送ってくれました。

適当に踊りながらチューピーを撮影しようと試みるわたし。ですがダンサーズの目は厳しく、サボっていると
「しっかりおどらんかい!」といわんばかりにわたしの手をとって上にあげさせようとします。
それでもなんとか数枚撮影して、あとはサンバに専念しようと諦めてカメラをしまいました。


↑なんとか撮影に成功したチューピー君のアップ。

と、ふと回りを見回すと…なんといつの間にかショタ魂とUさんもサンバの輪に加わっているではありませんか!
どうやら強制連行を食らったようです。 しばらく歩き回った後、少し広い場所で輪を作って踊り始めました。
時々、輪の中心に2,3人ほど引き出されてダンサーと同じ動きをすることを強要されます。それがなかなか
アレな動きで、わたしは絶対やりたくないなぁ〜と思っていたら……なんと、ショタ魂が引き出されました。
自分がやるのはイヤだけど、身内がやるのは面白いものです(鬼)わたしは期待しながら(何にだ)見守って
いました。が、やはり恥ずかしかったらしく奴のノリは今ひとつでした。更にそのヘタレぶりをSさんによって撮影
されていました。
ショタ魂はいきなりネタにされたのでした。いや、サンバに引き込まれた段階でわたしもネタですが(滅)

サンバから開放された時には、既に体力をかなり消耗していました。が、お楽しみはまだまだこれからです。
チューピービンゴが始まる時間までは乗り物に乗ろうということになり、小休止を挟んで一同ばっくなんじゃー
&スタンディングコースターへ向かいました。この二つは鷲羽山ハイランドの数ある(って、そんなに無いけど)
絶叫マシーンの中でも人気な宙返りつきジェットコースターです。ばっくなんじゃーは後ろ向きに進み、
スタンディングコースターは立ったままで乗るもの。この二つは同じコースにあり交互に運転されるので
乗り場は一緒です。そしてわたしをのぞく全員は、まずばっくなんじゃーに乗ることになりました。
わたし?わたしは荷物番ですよ、ええ、仕方なく。(←正直に、ビビって乗ることを断固拒否したと言え)
待つこと数分。よれよれになった皆様が戻ってきました。やはり相当のものだったようです。しかし、SさんとNさんは
更に続けてスタンディングコースターにも乗ったのです。もう「漢」と書いて「おとこ」と呼ぶしかありません。
ちなみにお二人の証言によると、ばっくなんじゃーよりスタンディングコースターの方がより怖かったそうです。
勉強になりましたね。(←お前も乗って確かめろという突っ込みは却下です。いや、スタンディングコースターに
だけは以前乗った…というより乗らされたことがあるんですが、膝の震えが長時間止まらず、電車に乗っても
猛スピードで走り出すんじゃないかという錯覚に襲われたり
としばらく後遺症が残っていたヘタレです。
以来ジェットコースターには乗らないと決めたのです…)

その後、ちょうどいい時間になったのでビンゴに向かいました。曇っていたはずの空はいつの間にか晴れ、
真夏の太陽が容赦なく降り注いできます。既にバテ気味でしたがビンゴはサンバに並ぶオモロイベントの一つ。
外すわけには行きません。

バルジア氏(女装)とチューピー君登場。よくサンバの時とビンゴの時では衣装を変えているチューピー君ですが、
今回は一緒でした。つまりやはりバストラインくっきり…。

そんな姿でコマネチをしてくれるチューピー君。分かった、もう分かったからやめてぇぇ〜!!(叫)

バルジア氏は相変わらずはじけていました。ノリが悪いと何度も掛け声のやり直しをさせます。
繰り返し「ハズカシイダーメ!!クルクルパーオーケイ!!」と叫んでおられました。『クルクルパー』って
死語なんじゃないかという気がしますが、バルジア氏にとってそんなことは知ったことではないのでしょう。
みんなでアホになってはじける、これが鷲羽山ハイランドの鉄則なのです。

ビンゴの途中、客をステージに呼び寄せてトイレットペーパー早巻き競争。
(以前、鷲羽山ハイランドの番組でもコレやっていました) 

ひとしきりウケたことにはウケたけど、結局誰もビンゴならず。すっかり疲れてしまった我々、ちょうどいい
時間なので昼食にすることにしました。付属レストラン「グーニーズ」に入り、クーラーの効いた店内で
まったりしつつそれぞれ思い思いの品を注文。わたしとショタ魂は定番の「お子様ハンバーグドリア」と
「チューピーパフェ」に最初から決めていました。ところが!メニューにチューピーパフェが無い!!
ガ〜〜ン…!!
フルーツにプリン、ポッキー、コーンフレーク、アイスなど様々なものがぶち込まれ、てっぺんに
チューピー君の旗
が立ったチューピーパフェは我々姉弟のお気に入りメニューだったのに…!!
いつの間にか消えていたようです(涙)仕方ないので代わりに「トロピカルパフェ」を注文。

食事は席の都合で女性陣と男性陣に別れて座っておりました。料理が運ばれてくるまでボーっとしていると…
突然わたしの斜め前に座っていたAさんが「チューピーチューピー♪」と歌い始めるではありませんか!
ハイランドとチューピー君に特別な感情は無いはずのAさんが……。その歌は、売店でそのCDと
プロモーションビデオが販売されている鷲羽山ハイランドのテーマ曲(?)です。今回NさんもCDを購入して
いました(笑)わたしはどちらも持っています(爆) 園内でエンドレスで流れている上に
「サンバ!(チューピー)サンバ!(チューピー)サンバ〜〜〜アァァ〜〜♪」
「チューピ〜チュピ〜〜鷲羽山はスバラシイ〜〜イェイェイウォ〜〜ウォウ〜〜♪」
などというインパクトのある歌詞。洗脳されないほうがおかしいというものです。
Aさん本人は洗脳されたことを否定しておられましたが、DさんによるとAさんが人前で歌を歌うなんて滅多に
無いことらしく、確実に洗脳されているとの事でした。パンピーをも染めてしまう…恐るべし鷲羽山。

昼食を終えたわたしとショタ魂ははちきれんばかりのお腹を抱えていました。いつも食べていることなのに
お子様ハンバーグドリアは「お子様」と付いている割に量が多く、更にその後パフェを食べると
満腹通り越して苦しくなるということを忘れていたのです。
学習能力の無いアホ姉弟と笑いたくば笑ってください(開き直り)


古いゲームしかない上に壊れているものも多いショボくさい付属ゲーセンでしばらく遊んだ後、
再び園内に戻って乗り物に乗ることに。それぞれの好みにしたがってあれこれ乗りました。
ここのウリの一つであるバンジージャンプは横目で見ながら通り過ぎていたんですが…
なんと突然、SさんとNさんがバンジージャンプに挑戦することを宣言したのです!さすが「漢」なお二人。
わたしはあと何十回鷲羽山に来ようとも絶対やらないでしょうし、今までいろんな人と来たけどバンジーを
した人は一人もいません。同行者のバンジーを見るのは今回が初めてです。ワクワクしながら見守って
いました。えらく長いこと待たされましたが、ついにSさんが飛ぶ番が。
係員さんの「3,2,1、バンジー!!」の掛け声とともに、見事に宙に舞いました。お見事!
続いてNさんが飛びます。なんと彼は後ろ向き飛びを選択。愛と勇気だけが友達のアンパンマンより
勇気りんりんです(謎) ううむ、すごすぎる…。二人は勇気の証として命知らず者証明書
チューピーTシャツをゲット。

★命知らず者証明書
「無謀にも」って…(笑)

(←表はこんな感じ)

★チューピーTシャツ(フリーサイズのTシャツの中央部にチューピー君の絵が。)

*Sさんよりネタのためにとご提供いただきました。ありがとうございます。

その後もフィニッシュとばかりに乗り物に乗り、すっかり鷲羽山を堪能した我々は園を後にしました。
そして園から少し山を降りたところにある「VIVAハイランド」(ボーリングやカラオケ、パターゴルフが
楽しめる施設です)に行きました。そこから最寄の児島駅へ向かうバスの時刻表を見ると、
最終便までまだ時間があります。というわけでボーリングをすることに。また女性陣と男性陣に
別れてやりました。いつも変な名前でやるわたし、今回は「マルノ」という名前でプレイ。
ふと隣を見ると…弟は「ドナルド」という名でやってました。所詮似たものブラザーズです。
結果はわたしにしてはなかなかのスコアでした。一般的に見ればヘボヘボですが。

いい時間になったのでバス停に向かい、バスを待ちました。が、予定時刻を過ぎてもなかなか来ません。
5分…このぐらいはまぁ許しましょう。10分…ハイランドから車で一分の距離にしては遅れすぎです。
15分……さすがにおかしいです。もう一度時刻表をよ〜〜〜くみると…お盆期間・8月10日〜15日は
休日扱いで運行すると書かれています。そう、この日は15日…休日時の時刻表を見ると、我々が
「VIVAハイランド」に着いた段階で最後のバスは既に出ていたということが判明。だめじゃん!!
駅まではとても歩いていける距離ではなく、大体そんな体力は残っていません。
結局、マイカーで来ていたUさんに、2回に分けて駅まで送り届けてもらうことになりました。
(Uさん、その節は大変お世話になりましたm(_ _)m)客寄せ時のお盆にバスの本数減らすって
どういうことだ、鷲羽山。そんなに車で来て欲しいんでしょうか!?(鷲羽山には広い無料駐車場があります)
 というわけで見事にオチもつき、『鷲羽山ハイランドでチューピー君と握手!』(←注:オフ会タイトル)は
幕を閉じたのでした。

そんなこんなで、初の「イッてるビーム!!」主催オフ会は色々な意味でアツかったです。
しかし、家に返って思い返してみると結局我々は主催者らしいことは何一つしてないことに気付きました。
次回があるならもう少し何かできればいいなぁ…。とにかく疲れたので、汗だけ流して夜ご飯も食べずに
(正確には昼に食べ過ぎたのがひびいてお腹が空かなかっただけなんですが)眠りにつきました。
いや、つこうとしました。――が。眠れない!山を上り下りしただけでなく炎天下を歩き回ったので、
足が痛い上に、体中に熱がこもって水に近いシャワーを浴びてもクーラーつけても熱いんです。
疲れてるのに寝付けない苦しさよ…(涙)。後で聞いた話、Dさんにもばっくなんじゃーで叫んだためか
喉をいためるという鷲羽山後遺症が出たそうです。 恐るべし鷲羽山・2!!

それでもわたしは鷲羽山ハイランドを愛しています(笑)次回があるとしたらまた舞台はここになるでしょう。
皆様お覚悟のほど…(微笑)

(02/9/1)



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