うめ吉のマンガ暦・DQ3(僧侶ちゃん&勇×僧中心)編


幼い頃から漫画を描くのが好きだったわたしうめ吉は、同人活動を始めるずっと前、
おこちゃまの頃からノートマンガを描きまくっておりました。
「下手の横好き」
ではあったのですが、イラストやぼやき、小説ノートを含め数十冊に及びます。
そして捨てられない性分のわたし、それらをほぼ全て取っているのです(笑)

わたしの今までハマった作品の中で最愛であり、ファン暦も一番長いため描いたものも一番多い
DQ3ものの中から、僧侶ちゃんと勇×僧を中心に年を追いつつ一部をご紹介します。

*画像が多く、かなり重くなってしまうことをお許しください。


1991年
初代(FC)DQ3が発売されたのは88年ですが、わたしが手に取ったのはその3年後。
父にプレゼントとして買ってもらったのです。それまで2→1とプレイしてはいたのですが
どちらも途中で挫折していました…しかし、この3は始めた瞬間から不思議な魅力に取り付かれ
夢中でプレイしました。そしてついにクリア!クリアできたゲームはこのDQ3が初めてでした。
そしてどっぷりのめりこんでしまったわたしは、3のキャラを使ってマンガを描くようになりました…

それまで描いていたマンガはオリジナルのギャグものだったので、
既製のキャラを使ってマンガを描くのは初めてでした。
 
ほぼ初めて描いたDQ3マンガの僧侶ちゃん。か、可愛くない…。
プレイ中、ちょっとしたをきっかけで僧侶ちゃんに惚れ、今までにないぐらい
のめりこんでしまったのですが…当時のわたしはやや屈折していたらしく
好きなキャラへの愛を素直に出せずに結構いじめていたようです(笑)


常にパッケージの絵を見ながらキャラを描いていたのでみんな張り付き顔でした(笑)
パーティーは男勇者、女僧侶、女武闘家、女魔法使い。
名前も決まっておらず、「ゆうしゃ」「そうりょ」などと呼び合っていた模様。
しかし読み返してみると、とにかくみんな口が悪い(笑)上の僧侶ちゃんや武闘家娘みても
わかると思いますが…。「そうりょのヤロウ」って、ヒドイ…女の子なのにヤロウかい。
勇×僧というよりむしろ、武闘家と勇者がいいコンビしていたみたいですねぇ。
でも既に勇×僧好きだったと思います。自分でハッキリ気付いてなかったんですよ…
なにせそれまでカップルにハマったことなんてなかったんですからね。
勇×僧はわたしにとって初めての『萌えカップル』なのです!


1992年
一番DQ3マンガを描きまくったのはこの1年かもしれません。
ゆえに、1年で様々な変動がありました。

数をこなしてきたのでキャラの表情は大分豊かになった模様。

名前が「そうりょ」から「そーちゃん」になってます(笑)
勇者は「ゆーちゃん」…しかし酷いことに、武闘家は「ぶーちゃん」でした(汗)

↑これは僧侶ちゃんが髪型を色々変えるお話より。僧侶ちゃんをひいきしていたものの
ノートマンガを見せていた友人にバレるのが恥ずかしくて(何故…)結構抑えてました。
この頃の僧侶ちゃんは魔法使いとのコンビが主で、まだ勇×僧描写は見られないようです。



キャラの名前が決まりました。ほとんど当時買っていたマンガ雑誌を参考にして決めたものです(笑)
「エレナ」も例外ではなく、その雑誌の読みきりマンガに出てきたキャラからいただきました。
以来今までずっと使っているわけです。これはボストロールと対決するの図…ん?このセリフは…(滅)


そしてついに勇×僧描写が!(笑)当時お子様だったわたしには、この程度のラブシーンを
描くのもかなり恥ずかしくてドッキドキだった覚えがあります…(遠い目)

↑魔物からエレナを守ろうとするアスル。
名前、最初は「ちゃん」付け、「くん」付けでした。


番外編。これはDQ3マンガとしてではなく、当時描いていた
オリジナルギャグマンガの1話として描かれたものです。
主人公の「ちえ」が、ファンタジーの世界へ紛れ込み、そこで
勇者と僧侶のたまご、アルとエミリアに出会う…という内容で。
っていうか外見そのまんま勇者と僧侶ちゃんやないかい。
「ドラクエじゃないぞ」なんて書いてるけど、ドラクエでしかありません。


1993〜95年
この頃はとにかく色んな設定で描きまくっていたものです。
アスルやエレナの設定も二転三転しました。

二人は幼馴染という設定だったこともあるのです。これ↑はそういう設定のマンガより。
幼少期の二人。この頃、名前はお互い呼び捨てでした。



ゾーマを倒してから3年後に、バラバラに暮していた仲間たちが偶然にも再会するという
話もありました。勇×僧だったけど、戦いが終わった後一緒に暮らすとか、結婚するとか
そこまでは考えてなかったみたいですね、この頃は。今は、それはもう…(以下延々と妄想)
ちなみにこの話では女魔法使いは謎の男と結婚し、子供まで連れて現れます(笑)


異色の設定で描いていたのがこれ。「半熟勇者アスル&スーパーガールズ」という
とんでもないタイトルがついていました(爆)男勇者、女僧侶、男&女武闘家、女賢者の
5人パーティーで、冒険よりも恋愛メインの話でした。勇×僧に加え、武×武という同職カップルが
あったという…。女賢者はなだめ役みたいな位置付けでしたね。今よりも大分『お姉さん』な感じです。
(今のレイチェはキツいタイプなので(笑))そして、ランがかなり乙女していた模様(笑)
エレナもストレートに感情を出すタイプだったみたいです。このへんも今とはずいぶん違うなぁ…。
また、女賢者の名前、今は「レイチェ」ですがこの頃は「レイチェル」だったのです。
実際入れてプレイしようとした時、4文字までしか入らないので「レイチェ」にし、
それが定着して今に至るわけです。


もっと異色の設定だったのはコレ…ってオイ!
ええと…(汗)これはですね、僧侶エレナが「封魔の巫女」と呼ばれる存在で、
勇者アスルと運命の出会いを果たして共に魔王を倒しに行く…という話で……
その出会い方が、「エレナが水浴びしてるところにアスルが出くわす」というもので…(爆)
僧侶ちゃんの水浴びシーンに色を塗りたいがために巻頭カラーにしました(連爆)

はーいお約束お約束。
かなり青いです(笑)まぁ、これ描いてた時期が思春期真っ只中だったので仕方ないでしょう。
ちなみにこの話では、女武闘家と女賢者は『封魔の巫女の護衛』という役回りだったので、
この後アスルは二人から激しい攻撃を受けるのでした。


これはまぁ、特に変わった設定もなく描いていた一話完結ギャグ系マンガですね。
ルイーダの酒場でみんなで怪談をするというアホ話でした。
エレナが、他人の話を怖がっている割には自分はとんでもないグロい話を平気でするという
結構過激な子になっていました(笑)

他にも、最初アスルとエレナは魔族に捕まって奴隷にされていて…という、明らかに
DQ5の影響を受けたと思える設定の話などもあったなぁ…(笑)それと、普通に最初からストーリーを
追ってDQ3を描いてみようとしたものもありました。パーティーは勇者、僧侶、男武闘家、女賢者で
もちろん根底に勇×僧。…でもカンダタのあたりで放棄しました(爆)
コレに限らず、ページ数の少ない一話完結以外は完成したものは少なかったり…(滅)


1996年〜98年
実はこの頃はDQ3ものはあまり描いてませんでした。一番ゲーマーしていた時期なので
ゲームする時間が多かったし、好きなゲームがたくさんできて、それらのマンガを描くことに
のめりこんでたんです。DQ3も、イラストやぼやきは常に描いてましたけどね。
それでも96年にはSFC版が出て、再びDQ3が脳内大フィーバーしました(笑)

で、またマンガを描いてみたり。パーティーはやっぱり5人。エレナが大分おとなしくなってます。
アスルにはまだ呼び捨てだけど、ロン(男武)にはさん付けしてます。

またマンガよりも小説を描くのが好きな時期があり、(特に97年)連載小説として
当サイトで発表した「禁呪」もこの時書きはじめました。

98年秋には、とうとう同人活動を始めました!(とはいえ、DQ3の本を初めて発行したのは
2000年になってからなのですがね。)必然的にノートマンガを描くことはなくなってしまいました…

これは恐らく最後のノートマンガのうち、DQ3の部分より。好きなゲームの1Pショートマンガをいっぱい
描いたものでした。ここで描いたネタは、その後発行した同人誌にかなり使いました(笑)
エレナが今のように丁寧口調で、アスルにさん付けするようになったのはこの頃からだったようです。

1999年〜現在
のんびりまったり同人活動やイラスト描きを続けました。
2000年にHPを開設し、DQ3ものも色々発表したりして……今もそれが続いています(笑)



これまた番外編。電撃G’sマガジン99年10月号に掲載されたわたしのハガキです(笑)
「一番好きなキャラ」という人気投票だったんですよ。今はどうなってるのか知りませんが
わたしが購読していた頃のG’sマガジンはギャルゲー中心・女の子キャラ特集雑誌でした。
当時ギャルゲーマーだったわたし、好きなギャルゲーキャラは色々いたけど、どう頑張っても
一人には絞れなかったので、一人にしか投票できないというこの企画に悩んだ挙句、最愛の
僧侶ちゃんをチョイスしたんです。そしたらそのハガキが載ってしまって…ビックリしました。
でも、編集者の人はこの人選にもっとビックリしたんでしょうねぇ。コメントからもよく分かります(笑)



先にも述べたとおり、同人活動を始めたのは98年秋でしたが、DQ3本を初めて出したのはその2年後、
2000年秋でした。初DQ3本のタイトルは「全てはここから始まった」。DQ3がロト伝説の始まりであることと、
わたしのヲタク人生の始まりであることをかけたタイトルでした(笑)これは「全ては〜」で描いた
シリアスマンガのワンシーン。話はラブメインではなかったけど、勇×僧ムードをたっぷりと練りこんでました。


2001年5月発行のDQ3本第二段、「Happy Panic!」より。これはギャグ(中心)ストーリーマンガでした。
初めてドラクエオンリーイベントに参加することを決め(委託ではありましたが)、それに向けた新刊として
かなり頑張って、わたしにしては驚くほど早く完成したという思い出があります。すっかり今の形に落ち着いた
我がパーティーメンバーの性格を皆様に知っていただきたくて描いた話でもあります。
そしてやっぱりしっかり勇×僧。これまたそれがメインというわけではなかったんですがね。


2001年11月、DQのカップリングオンリーイベントにあわせて発行した勇×僧本「勇気と祈り」より。
HP上でも勇×僧愛をひたすらアピールし続けていたら、同志ゆぴとらさんとめぐり合えたのですvv
そのゆぴとらさんと合作で作ったのがこれ。勇×僧本なので完全にラブメインです。
アスルとエレナ、二人のカップル成立話を描きました…かなりこっぱずかしい内容です(照)
そして初めてのオフセット本です。僧侶ちゃんと勇×僧にハマって10年目に、記念のような
この本を出せて良かったと思いますv



現段階では最新のDQ3本。2003年5月発行「Best Friend」。これは一応、「勇気と祈り」で描いた
わたしのマンガの続編ですが話は独立してます。エレナとランの友情がメインの話ですが、
しっかりこのような勇×僧描写があります(笑)

他にも、「僧侶ちゃん親衛隊」発行の会誌に寄稿させていただいたりもしてます。
萌え多きわたしは様々なジャンルに手を出しているので、DQ3に限れば発行ペースは
遅いですが(いや、限らなくても遅いですがね;)DQ3本はこれからもどんどん作っていきたいです!
もちろん僧侶ちゃんメインで勇×僧バリバリのものを!(にやり)


最後に…見苦しい絵や字にここまでお付き合いくださりありがとうございました(笑)


(04/5/22)

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