2004年鷲羽山ハイランドレポート
【後編】「復活!チューピーパフェ」
【後編・8月28日】
鷲羽山ハイランドが最もフィーバーする8月も終わろうとしていました。
「今年は8月にハイランド行けなかったな…」と、一抹の寂しさを感じながら
カレンダーを見ていたのですが…本当に唐突に、弟・小太郎が呟きました。
「御山に登ろう」
―――と。
もちろんこの「御山」とは、我々にとって暗黙の了解で鷲羽山ハイランドを指します(笑)
小太郎はどうしても裸チューピーキーホルダーが欲しかったようです。自分の分は
もちろん、遠方の友達用にも購入して、ネタとして送りつける気満々でした。
そう言われて、行かないわけにはいきません。あれよあれよという間に計画は進み、
8月最後の土曜日にハイランドを訪れることになったのです!今年も『8月の鷲羽山入り』
達成です。もはや年中行事の一つかもしれません…。
4ヶ月弱でたいした変化もあるまいと思っていましたが、やはり愛すべき鷲羽山ハイランド。
新たなネタを用意して待っていてくれました……。
今年は猛暑でした。8月下旬とはいってもうだるような暑さです。ふと、最初に入った
売店にて妙なものを発見しました。
手のひらサイズのそれは、どうやらホットカイロの逆バージョンのようです。
中央部を押すと、0度ぐらいまで冷えるとか。かなりのうさんくささを感じましたが、ハイランドの
新グッズを発見してゲットせずにいられるはずがありません!!お値段も安かったので
弟とわたしで買いました。
ウラの説明文を勘違いしたわたしは変な使い方をしたせいか、ちっとも冷たく
なりませんでした…。でも、ちゃんと説明どおりにした弟の方も冷たくなかったそうです。
いや、まぁこんなこっちゃろうと予想はしていましたが…(爆)
我々だけなんだろうかとも思ったのですが、そうではないということが園内のそこかしこに
打ち捨てられているという惨状から分かります。
猛暑の上に、園自体の気温(テンションとも言う)が高いここでは、効果を期待する方が
間違いだったのかもしれません。とはいえ、ちょっとでも涼しくしてくれようとする気遣いが
嬉しいじゃあないですか(笑)
その後お決まりの「平和な乗り物」を回り、サンバやビンゴにてチューピーを堪能。
↑子供を抱きかかえてさらうチューピー。
今回のチューピーはテンション高かったです。久々にコマネチも見せてくれましたし(笑)
↑貴重なローアングルのチューピーが撮れてしまった(笑)
それ以上にスゴかったのがバルジア氏で、ビンゴの時手作り感ただようタクシー(エセ)に
乗って登場(もちろん女装)、早速お客を巻き込み、既にテンション最高!
その上今回はビンゴを早々に切り上げ、ビンゴしていた客を電車ごっこのように繋がらせて、
サンバの時と同じコースをぐーるぐる。もちろん我々も巻き込まれましたとも!!
サンバだと逃げる人が多いから、ビンゴを利用して強制サンバを行ったのかもしれません。
…ちなみにこのとき大量に撒き散らされたキラキラの紙片が、未だにバッグの中から出てきます(笑)
ダウンタウンゲームコーナーで、図らずもアヤシイボールペンをゲットしてしまったり……
(一見、なんだかグロそうなボールペン。しかしその実…)
(エロいボールペンでした(笑)ちなみにこれ、後でネタ好きの友人にのしつけました)
久々にローラースケートやったら、前よりは滑れたけどスケート靴のカタがくっきりと
足に残ってしまったり…など様々な小ネタはありましたが、今回のイチオシは、
休憩して甘いものでも食べようと入ったレストラン「グーニーズ」にありました。
ケーキかパフェを食べようと、メニューを眺めていると…なんと、
「チューピーパフェ」という文字が飛び込んできたのです!!
わたしは目を疑いましたが、やはり間違いはありません。
チューピーパフェといえば、たっぷりのクリームに、コーンフレークやウェハース、ポッキー、
フルーツ、更に下はアイスクリームで上にはプリン、トドメにお子様ランチのようにチューピーの
旗が付いているという、心も(ネタとして)お腹も満足させてくれる素敵パフェでしたが、
ある日突然メニューから消えていたのです。そのことは以前のレポートにも書いたと思いますが…
奇跡の復活を果たしたのでしょうか!?期待に胸躍らせた我々は、迷うことなくそれぞれ
チューピーパフェ(新)を注文。ああ、あの感動(?)をもう一度!
待つこと数分、チューピーパフェ(新)が運ばれてきました。
さぁ、いっただきまーーすっ♪
(チューピーパフェ)
……は?
(チューピーパフェ)
何…?これ……え?……パフェ?
しばし呆然です。
チューピー型のトレイの、(向かって)右耳にフルーツ、左耳にコーンフレーク。
右目にイチゴソース、左目にチョコレートソース。トサカ(仮)の部分に
クリームで、頬&口の部分にアイス3種類が入っていました……
確かにチューピーをかたどってはいます。ですが、これが…
この物体がパフェだと言い張るのですか!?
分解されとるじゃないですか!!
自分で適当に混ぜ合わせて自己流のパフェを作れというのでしょうか。
いやもうあまりの衝撃に、しばらく笑いが止まりませんでした(爆)
でもこのぶっ飛びぶり、以前より『チューピーパフェ』という名に相応しい
シロモノになったのではないかと思いますよ(笑)
せっかくなのであらゆる組み合わせで食べてみました。もし鷲羽山ハイランドが
もっとメジャーな遊園地だったら、「チューピーパフェ・わたしならこう食べる!!」
という特集が組まれてもおかしくないことでしょう。
遊具はボロくても、常にどこかに『新鮮さ』(しかも笑える)がある…
それが鷲羽山ハイランドの大きな魅力だと思います。
遊具以外のところが面白い(もちろん遊具も面白いんですがね、乗り放題だし)
遊園地なんてそうそうあるものでもないでしょう(笑)
来年もフレッシュなネタを期待するばかりです!
…はっ、「ミニレポート」のつもりが結局熱く語ってしまった……(汗)
(04/12/15)