勇僧二人旅・FC(ファミコン)版編<4>
2004年6月10日
いよいよ二人はアレフガルドへ向かいます!でもその前に手に入れるべきものを手に入れましょう。
まずはポルトガへ。バラモスを倒したおかげで呪いがとけたカルロスとサブリナのカップルにお礼を言われ、
サブリナからは誘惑の剣をもらいました。女だけが使えるこの剣を手渡す際、サブリナはエレナの耳元に
「これでしっかり彼を誘惑するのよv」などと囁いたとか囁かなかったとか(おいっ!!)
なぁに、誘惑の剣なんてなくたってアスルの心はもうすっかりエレナのものですとも(爆)
……さて、妄想はこれくらいにしておきましょう。
次に竜の女王の城へ向かい、瀕死の女王から光の玉を受け取りました。心情的にはずっと
持っておきたいところですが、アレフガルドはアイテムイベントが中心なので
いざという時重要アイテムが持てなくては困ります。預かり所に預けておきました。
手に手をとってギアガの大穴に飛び込んだ二人。常闇の世界、アレフガルドへついに足を踏み入れたのです!
ラダトームではすっかりおちぶれたカンダタに会い、城では太陽の石を手に入れました。
ドムドーラではオリハルコンを手に入れた後、攻略記事に従って、戦闘中に使うことでべホイミの効果が
得られる「力の楯」をペアで購入。全ての呪文がかき消されてしまう勇者の洞窟に向かうためです。
その前に余計な荷物を減らすべくマイラへ向かい、(途中のガライの家で銀の竪琴も手に入れ、その後預けました)
道具屋でオリハルコンを売りました。王者の剣が出来上がるのを楽しみに待つことにしましょう♪
マイラといえば温泉です!!いやぁ、昔からこのマイラ温泉には妄想をかき立てられたものですよ!!(←やらしい)
そう、たとえば…
温泉に入ってまったりしているエレナ。ふいに、湯煙がゆらめき、謎の影が…
「ど、どなたですか!?」
「えっ!?エエエエ、エレナ!?」
「きゃぁぁ!!あ、アスルさんっ〜〜!?ど、どうして…」
「ま、まさかここ、混浴っ!?」
「そ、そんな…(分かれてたのは脱衣所だけだったのね…)」
「(かぁぁぁ…)あの、ぼ、ぼく湯煙で見えないところにいるから!!絶対、振り向いたりしないからっ!!」
「は、はい…(どきどきどきどき)」
二人は少し離れて、背中を向けたまましばらく硬直状態で温泉に浸かっていたのでした。
いかんいかん、暴走しすぎました。ちょっと真面目にSS書きたくなってきましたよ(爆)
…話を元に戻しましょう。温泉の近くに埋まっていた妖精の笛を手に入れた後、勇者の洞窟へ向かいました。
ここでは呪文が使えないので、先ほど買った力の楯にかなり助けられました!
敵は強力ですが、呪文が使えないサタンパピーやアークマージ、ミミックなどは怖くありません。
一番怖かったのはサラマンダーでした。なにせこいつの吐く炎には、一度に100近いダメージを受けるのです。
フバーハも使えないため防ぎようがなく、かなり苦戦しました;
トロルキングはHPは高いけど、バシルーラを唱えて無駄なターンを使ってくれるし、攻撃力も意外とたいしたこと
なかったのでさほどの相手ではありませんでした。けれど一回だけ、トロルキング2匹組みに何百というダメージを
与えても倒せなかったことがありました;途中で、いくらなんでもおかしいと思ったので逃げましたが…
あれはバグか何かだったんですかねぇ?怖いなぁ。
ともあれ最深部にたどり着いた二人。勇者の楯を手に入れ、アスルが装備しました!
ゾーマを倒すのに必要な防具の一つがこれでそろったのです!!
余談ですがここの“全てを拒む地割れ” に、飛び込んで吹っ飛ばされるのが何故だか昔から好きでした。
その際、勇者と僧侶ちゃんが同方向に飛ばされるようにわざわざ並び替えしていたものです(爆)
でも今回は二人旅なので、並び替えなくても二人は同方向に飛ばされました(笑)
それからリムルダールでアスルの父オルテガが残した「命の指輪」をゲット!
アスルの手からエレナに渡しました。父の指輪を愛しい人に預ける…うーん、萌えますねぇ!(再び暴走中)
FC版は複数のアイテムが装備できるようで、既に「星降る腕輪」を身につけていたエレナですが「命の指輪」も
装備できました。SFC版以降では確か武器防具以外のアイテムは1つしか装備できなかったはずです。
数少ない、FC版の方が便利な点ですね♪
メルキドへ向かう途中のほこらでは「雨雲の杖」を手に入れました。これで『雨と太陽』の準備は整いました。
あとは石像にされた精霊ルビス様を救い出せば、ゾーマの待ち構える魔の島へ突入できるのです!
…なんだか一気に進めてしまいました。長い間単調なレベル上げ作業をしていたので、
イベントがこうトントンと進んでいくのがなんとも言えず爽快ですわ(笑)
今回のプレイ時間:約1時間50分
今回の成長の記録
あする…レベル44
えれな…レベル43
2004年7月4、5日
夜11時〜2時半ぐらいまでやったので、日付をまたいでしまいました(笑)
まず最初にマイラに行き、完成した王者の剣を買いました。アスルにとって最後で最高の武器がついに手に入りました!
斬っても強いし、「使う」とバギクロスの効果を発揮するため複数攻撃にも便利、その上エレナと仲良く『ダブルバギクロス』
が出来るのがたまらないですね(爆)
そしてそのままルビス様が封印された塔へ向かいました。強い魔物に苦戦しつつもどうにか「光の鎧」のところまで
たどり着けました。これでアスルの装備は整いました!
途中たくさんの宝箱があったものの、二人の荷物はいっぱいいっぱい。もう一回改めてくるのも面倒なので、
一旦リレミトしてアリアハンに戻り、酒場の仲間に雨雲の杖や太陽の石などの装備以外のアイテムを預けて
再度塔へ。宝箱を回収している最中、ここでの最重要アイテム「妖精の笛」までも預けたことを思い出しました…
結局、また戻るハメに…。マヌケです…。宝箱には命の木の実がたくさんあったので、エレナにあげてHPを伸ばしました。
妖精の笛は当然のように二人共に吹かせて間接キス!させました(おい)
…それはおいといて、やっぱり僧侶ちゃんの方が演奏上手そうだという偏見のもと、エレナに笛を吹いてもらって
ルビス様を復活させました!ここに限ったことではないですがドットで出来た単純なグラフィック、ひらがなのみの
セリフであるにもかかわらず、感動的なドラマが目の前に広がっているかのように思えるから不思議です。
ルビス様は「聖なる守り」を残してくれました。預けていた雨雲の杖、太陽の石と共に聖なるほこらへ持っていき、
虹のしずくを入手。虹の橋をかけた二人は、ついにゾーマの待つ魔の島へ向かったのです!
攻略記事のアドバイスどおり、まずは大魔人2体×3をギガデインと打撃で倒してリレミトしてセーブ。
次に賢者の石を手に入れた後にリレミトしてセーブしました。この直前、なんと二人が仲良く同時にレベルアップ!
低いうちならともかく、こんなに高いレベルの時に同時レベルアップなんて滅多にないことですよ!
まるでこれがクリア前最後のレベルアップだといわれているかのような気がしました。
正直不安もあったのですが、このことで「必ずゾーマに勝てる!」と確信できました。
そう、忘れちゃいけない賢者の石入手前の哀しい出来事…
アスルの父、オルテガがキングヒドラに倒されてしまいます。一度は死んだと思われた父。けれど旅を続ける
うち次第に強くなっていく生存の可能性。そしてずっと捜し求めて…ようやく会えたのに、父は目の前で息を
引き取ってしまう…自分の子供がそこにいることにも気付かずに。
…本当にこのイベントは切ないですね(涙)しかし、FC版のオルテガのグラフィックってカンダタの色違い…
つまり覆面マントにパンツ一丁なんですよね。―――別の意味でも切なすぎます(滅)
アスルは悲しみにくれつつもそれに押しつぶされることなく、前に進みます。
それはエレナの支えがあったからなのです!(暴走中)
→イメージイラスト
いよいよ向かったいけにえの祭壇。ゾーマ様は戦闘画面だけでなく、移動グラフィックからして
既にとてつもない威圧感があります。緊張が高まります…。ゾーマ様との戦いの前に、まずは
三匹のしもべを撃破しなければなりません。
1匹目は父の仇、キングヒドラ。激しい炎や強力な攻撃にそれなりに苦戦しましたが、
アスルの怒りの前にはもはや敵ではありません。時間はまぁまぁかかりましたが
撃破しました!
2匹目のバラモスブロスは、ルカニが効いたら本当に驚くほどあっさり倒せました。
いや、ホントあっけなかったです(汗)はっきりいって大魔人あたりの一般モンスターの方が
手ごわいくらいでしたよ…。
3匹目のバラモスゾンビ。1ターン目でエレナによるマヌーサが効いたため、
ミス連発をしてくれました。当たれば100を越える大ダメージが来ますが
それでもエレナも攻撃に参加できるほどの余裕がありました。
バラモスブロスほどではないですが、これまたあっけなく倒せました。
いよいよゾーマ様です。
「さぁ、我が腕の中で息絶えるがよい…」
これ、名ゼリフですよね(笑)
名曲『勇者の挑戦』が気持ちを高ぶらせます。
攻略記事に従い、1ターン目にアスルは光の玉を、エレナは賢者の石を使います。
HPは満タンでしたが、誰よりも早いゾーマ様の吹雪は100を越えるダメージなので賢者の石を
使っていなければ次のターンにはエレナなどやられていたかもしれません。
光の玉がゾーマ様の闇の衣を剥ぎ取り…そしてついに!ついに裏技を使うときが来ました!!
FC版のゾーマ様には、ベホマを使うことで大ダメージを与えられるのです!
他の回復呪文も効きますが特にベホマが一番強力なのです。この裏技は小学生のとき、
ゲームの話題で盛り上がる男子の会話を盗み聞きして知ったという思い出深いものです(笑)
アスルはひたすらベホマで攻撃。200近いダメージを与えられるので、普通に攻撃するより
はるかに効率がよいのです。エレナは賢者の石で回復に徹しました。HPに余裕があるときは
ほんの2,3回でしたがエレナも攻撃に参加することができ、愛のダブルベホマでゾーマ様に
大ダメージを与えられました!しかしさすがにゾーマ様の攻撃は熾烈です。回復が追いつかず、
エレナが死んでしまうというハプニングがありました。実は決戦に備えて持っていた世界中の葉は
いけにえの祭壇に来る途中のザコ戦で使ってしまっていたので焦りました…。が、アスルのザオラルが
一発で効き、ピンチを切り抜けました!またしても愛の力を感じました。
長い戦いが続き、アスルのMPの残りが7、ちょうどベホマ1回分になってしまいました。
これでダメなら祈りの指輪を使わねばなりません。この最終決戦で無駄なターンは
できれば使いたくないもの。祈りを込めてベホマを放ちました。
ダメージを与えたときの効果音はいつもと変わらないはずなのに、
何故だかひときわ大きく響いた気がしました。
そうです。
ゾ−マ様を倒したのです!!
MPをきれいに使い切って倒せるなんて!ゲームは小説より奇なり、でしょうか(なんじゃそりゃ)
我に帰れば本当に心臓がバクバクいって、手にはじっとり汗をかいておりました。
そして…勇×僧二人旅FC版をとうとう達成したという実感と喜びが湧きあがってきました!
アレフガルドに初めて来た朝。二人はその眩しさの中、何を思ったのでしょうか…?
アレフガルド中の街を回った後、ラダトームへ。
アレフガルドに朝をもたらした二人は人々に祝福され、そしてアスルは王様からロトの称号を
授かりました。しかし英雄となったアスルは、愛するエレナと共に人々の前から姿を消したのでした…
その後、二人は―――
「…アリアハンには…もう帰れないんだね」
「アスルさん…」
「でも、それでも構わない。君が側にいてくれるなら…」
「えっ…」
「これからも、ずっと一緒にいてくれるかな?」
「は、はい!もちろんです!!…でも、アスルさん」
「ん?」
「わたしは信じてますよ。いつかアリアハンに帰れるときが来るって!」
「エレナ…」
「ゾーマを倒したって事、アスルさんのお母様にも報告しなくちゃいけませんし♪」
「…うん!そうだね。…それに君のこと、改めて母さんに紹介したいし。
仲間としてじゃなくて、ぼくにとって誰よりも何よりも大切な人として…(照)」
「あ、アスルさん…(真っ赤)はいっ!どうかこれからも…よろしくおねがいします!!」
いろんな考えがあるとは思いますが、わたしはその後アリアハンに帰ることが出来るという説を
支持しています。アレフガルドに永住というのも悪くないんですが、大団円が好きなので…
何より、生まれて初めて手に入れた勇×僧な同人誌にそういう話があったことが大きく影響しております。
っと、話がそれましたね(爆)
DQミュージックの中で個人的にイチオシの「そして伝説へ…」が流れる中、
しばらく感動に浸りながら画面を眺めておりました…。
同人描きや仕事などでかなり飛び飛びのプレイになってしまい、1年半もの月日を要してしまいましたが
(集中してやれば3ヶ月もかからなかったかもしれません(笑))とにかくFCで勇×僧二人旅をクリアしたのです!
大いなる喜びと感動、そして「二人旅でもクリアはできるんだ!」という自信を与えてくれました。
機会があればSFC版、GB版でも勇×僧二人旅に挑戦してみたいと思います♪
それにしても…攻略記事にあるとおり、ゾーマ様よりバラモス様の方が大変でしたよ…。
今回のプレイ時間:約3時間
最終的ステータス
あする | ちから…158 |
ゆうしゃ | すばやさ…108 |
せいべつ:おとこ | たいりょく…201 |
レベル:46 | かしこさ…88 |
H P:391 | うんのよさ…115 |
M P:129 | さいだいHP…391 |
E.おうじゃのけん E.ひかりのよろい E.ゆうしゃのたて E.てっかめん |
さいだいMP…129 |
こうげきりょく…278 | |
しゅびりょく…204 | |
EX.1220861 |
えれな | ちから…59 |
そうりょ | すばやさ…160 |
せいべつ:おんな | たいりょく…121 |
レベル:45 | かしこさ…114 |
H P:242 | うんのよさ…152 |
M P:225 | さいだいHP…242 |
E.ゾンビキラー E.まほうのよろい E.みかがみのたて E.てつかぶと |
さいだいMP…225 |
こうげきりょく…124 | |
しゅびりょく…166 | |
EX.1210639 |
↑注:「すばやさ」は、星降る腕輪によって二倍になった数値です。
また、「いのちのゆびわ」もつけています。
最後に…暴走プレイレポートに最後まで付き合ってくださった皆様、応援してくださった方々、
そしてすばらしき攻略記事を作ってくださったなりっぴさんに感謝を捧げます。
ありがとうございました!!
ますます勇×僧への愛が深まった猿蟹うめ吉でした。
2004年7月6日(マイバースデー(笑))