2001年夏・鷲羽山ハイランドツアー 中編

 

三人そろってはちきれそうなお腹を抱え、今度は「マイナス30度・北極の世界」
というアトラクションに 入ることにしました。園内のアトラクションはタダですが、それは園の外にあるので
別料金・200円が 必要です。妙に狭いところで、本当に200円の価値があるのだろうかと疑問に
思いつつ入りました…

中には…


こんなものや…↑


↑こんなものが。なんか恐いです…
しかも周りの氷の壁に見えるものは、作り物。触っても冷たくもありません(笑)


↑まったりクマさん。

確かに寒いのですが、半そでで通過できるので、本当にマイナス30度もあるのかと疑いたくなります(爆)
我々は文句をつけながら順路を進んでいきました。そして…いよいよ最後の部屋らしきところに。
そこで我々が目にしたものは……――!!


ペンギン…
いや、問題はそこではありません。


この説明書き!これを目にした我々は爆笑しました。
もう、素敵すぎ(笑) 生息していないペンギンをあえて説明書き付きで設置する
このすばらしさ!!もう、200円分の価値はここに終結しているといっても
過言ではないでしょう(爆)

 

ペンギンにひとしきりウケて北極の世界を出た頃、ちょうどチューピービンゴが始まろうという
時間になっていました。 入場の際貰ったビンゴカードを手に、会場に向かうとそれなりの人だかり。
こんなに人のいる鷲羽山ハイランドを見たのは初めてかもしれません(さすが30周年の年の夏休み)

サンバのリズムにあわせてブラジル人ダンサーズとチューピー、そしてダンサーの代表格で
恐らく最も古株だと思われるバルジア氏(彼は、わたしが一週間で一番楽しみにしている番組
「VIVA!鷲羽山ハイランド」にもよく出演しています)
が女装して現れました。彼の女装は
チューピービンゴに 欠かせないものなのです。ノリノリのバルジア氏とダンサーズは、
きっつい日差しを避けるため日の当たらないところに固まっている客たちを、しきりにステージの
目の前へと (日がさんさんと差している場所) 呼び寄せます。我々も日陰に陣取っていたのですが
彼らの強引さと、チューピーを間近で撮れるという誘惑に負けてそこへ移動。

 
彼らのテンションの高さは常に最高潮。怪しげな姿で現れ、パフォーマンスをする人も…。

わたしらは熱くてしょーがないというのによくもまぁ…と思っていたのですが、ビンゴが始まると、
嘘のように熱さを感じなくなったのです。ビンゴの装置を回すたびに「ビンゴーォ!!」
叫ぶバルジア氏とダンサーズ。それをリピートする我々の声が小さいと言い直し。 まるでお子様番組の、
「こんにちは〜!!あれぇ?元気がないぞ〜?もう一回、こんにちは〜〜!!」
ってアレです。つまり、正確には熱さを感じる暇がない状況だったわけです。

ところでこのビンゴ、チューピービンゴとは名ばかりで、主役は完全にバルジア氏です。
チューピーはバルジア氏に出てきた玉を渡したり、後ろで手拍子をしてもりあげようとしたりと
すっかりアシスタント状態…

↑熱唱するバルジア氏(女装)とチューピー。


拍手拍手〜〜


絶叫バルジア氏。チューピーに妙な哀愁が漂っているような…

そんなこんなで妖しげな盛り上がりのうちにビンゴは終了。結局わたしたち3人の中には
ビンゴになった人はいませんでした…しかし!!はずれカードを捨てるのはまだ早いのです。
このはずれカードを使えば、ダウンタウンコーナーにあるゲームが、通常200円のところ
半額の100円で出来るのです。我々はひとまず、ゲーム内容より、もらえる景品をチェック。
すると、チューピーのだっこちゃん(プール用アイテムっぽい ビニール製で、ふくらませると
腕に絡めることも出来る)
がもらえるらしいゲームを発見!!輪投げでした。
早速トライしたところ…なんと!この手のゲームはどうしようもなく下手なわたしが
奇跡的に成功し……見事チューピーだっこちゃんをゲットしたのです!!(感涙)
このアイテムは「VIVA!鷲羽山ハイランド」でも何度か景品として登場しており、奴自ら
「とっても可愛いでチュ〜」ナルシストネズミめが言っていた物で、それをゲットできたことは
チューピーファンにとって、とてつもない幸福なのです(壊れ気味)


↑膨らませる前のチューピーだっこちゃんの図。このこ憎たらしい表情、まさにチューピー!!

 

さて、熱さも増してきて、バテ気味になってきました。そろそろ、入園者は無料で入れる
トロピカルプールで水と戯れ涼しくなろう、という話になりました。
しかし、色々な都合を考えたらプールをフィニッシュにするべきだろうと思い、
先に チューチューローラーと名づけられたローラースケート場に行くことにしました。
ここも入園者は滑走無料なんですが、貸し靴代に500円取られます(いい値段取るわ…)。
そうして靴を借りて、中に入ると……誰もいない!! 園内にはそれなりにお客さん
いるのに、そのチューチューローラーには人っ子一人いなかったのです。
嫌な予感がしてきましたが、とにかく靴をはいてリンクに上がりました。

熱い……(汗)

そう、そこは灼熱地獄でした。通気性が悪いのか知りませんが、炎天下にいるよりも
熱いのです!!
なんとか我慢して滑ってましたが、すぐに限界がやってきました。
賞味15分いたかどうかわからないほどの短時間で、我々はその場を立ち去りました。
人がいないわけがよ〜〜く分かりました。ちなみに我々のすぐ後に一組のカップルが
現れたのですが、我々とほぼ同時刻に立ち去りました(笑)

もう耐えられません。
一刻も早く冷たいプールに入って 身体を冷やしたい…我々はそのことだけを考えて
逃げ込むようにトロピカルプールへ向かいました。しかし……悪夢は終わらなかったのです。

 

後編に続く……

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